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40年目の御巣鷹の尾根 2025.08.31

日記
御巣鷹の尾根
今年で520人という多くの犠牲者が出てしまった事故から40年
初めて御巣鷹の尾根を歩いて来ました
山中には多くの墓標が広範囲に点在するという
激突した時の衝撃の強さに愕然としましたが
なるべく多くを歩いて来ました
また、報道では感じられなかった感情が
現地に来ると沢山こみ上げてきます
かねてより一度は訪問したかった御巣鷹の尾根
とっても尊く神聖な場所でした
駐車場は満車だったので
自分たちは少し下った空きスペースに駐めました
更に下るとトイレのある駐車場が有ります
慰霊登山の方はカウンターを押してという事です
杖はどれも使い易そうでした
心地よい沢の音色を聞きながら登って行きます
とてもよく整備されていて何ヶ所かクマ除けの鐘も設置されてました
小さなお地蔵様が随所で見守ってくれてます
湧水も山中に何ヶ所か有りました
山守地蔵
「すげの沢ささやき」
御巣鷹の尾根との墜落時の位置関係の図
基本的には日陰なんですが
やっぱり汗が噴き出してきますね💦
小滝が涼しい音色を奏でます
シロバナのトリカブトです
周りを見渡すと結構な斜度
捜索時の大変さが想像できます
「かぶり岩」
巨岩が迫り出していてひと際涼しく感じました
何か建物が見えて来ました
トイレと休憩所が有りました
ベンチも多数有ります
慰霊の風車も今年は慰霊登山に訪れた人たちや
東京の企業からの200本の寄付があって計631本になり
登山道を彩ってました
墓碑の位置を記している案内図だと思いますが
広範囲に点在しています
キオン
ホタルブクロ
明るい広場に出ました
ここが鎮魂の鐘と
昇魂之碑があり
正に123便が墜落した御巣鷹の尾根です
少し上って遺品を埋葬した近くには小振りの鎮魂の鐘
その右には菩薩様
そしてその左には丸太で出来た慰霊小屋
・・・感情が抑えられません
40年経ってもカラ松や右翼が接触したU字溝が変わらず残ってます
そしてその時の火災の痕跡も大木の根もとに
その大木の空洞からは新しい命が育っていました
ここから伸びている登山道
U字溝の方を周回出来るみたいなので
いずれ歩いてみたい
南天原山の先にU字溝が有るみたいです
帰りは林間下山道で北側を回って戻ります
なかなか出会えないというミヤマモジズリでしょうか?
駐車地からの歩き始めと下山道を歩き始めて
お目にかかれました
去年客室乗務員の方の墓標が移されて
新しくなっていました
墓標の位置は実際に見つかった遺体や
遺品あるいわ座席番号のあった場所に建立されたそうです
こちらの谷間にはトリカブトが斜面一面に群生してます
普段はそうは見れないシロバナも多く見られました
スゲノ沢へ降りてきました
この日は小さな風車だけがいくつかまわっていました
再びすげの沢の穏やかな音色を聴きながら下山します・・・合掌
****訪問有り難う御座いました****
また遊びに来てね(@^^)/~~